書に耽る猿たち

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2021-05-11から1日間の記事一覧

『タタール人の砂漠』ブッツァーティ|良い人生だったと思いたい

『タタール人の砂漠』ブッツァーティ 脇功/訳 岩波文庫 2021.5.10読了 現代イタリア文学の鬼才で、カフカの再来と呼ばれているブッツァーティさん。神秘的、幻想的で、不条理を描いたら右に出る者がいないと言われている。元々気になってはいて、堀江敏幸さ…