書に耽る猿たち

読んだ本の感想、本の紹介、本にまつわる話

海外(カ行の作家)-ジョン・ディクスン・カー

『火刑法廷』ジョン・ディクスン・カー|導入部が素晴らしく引き込まれる

『火刑法廷』ジョン・ディクスン・カー 加賀山卓朗/訳 ハヤカワ文庫 2022.2.13読了 火刑法廷とは、17世紀のフランスで行われた裁判の一種で、魔女、毒殺者と目された人物を火刑にするために開かれた。被告は拷問に付され、死体は火で焼かれたとされる(Wiki…

『皇帝のかぎ煙草入れ』ジョン・ディクスン・カー|日本語以上に流暢な文章で傑作ミステリを

『皇帝のかぎ煙草入れ』ジョン・ディクスン・カー 駒月雅子/訳 創元推理文庫 2021.11.3読了 この作品はジョン・ディクスン・カーの多くの小説の中でも名作と名高く、そのトリックはアガサ・クリスティーをも脱帽させたと言わしめている。クリスティー作品を…