書に耽る猿たち

読んだ本の感想、本の紹介、本にまつわる話

海外(ラ行の作家)-マリオ・バルガス=リョサ

『都会と犬ども』マリオ・バルガス=リョサ|塀のなかでの人間関係

『都会と犬ども』マリオ・バルガス=リョサ 杉山晃/訳 新潮社 2021.11.15読了 ペルー・リマにある軍人士官学校を舞台とした、寄宿舎に住む10代の少年たちの群像劇である。これがリョサさん初の長編小説で、しかも20代に書かれたものであることが信じがたい。…

『悪い娘の悪戯』マリオ・バルガス=リョサ|濃いハチミツ色の瞳に翻弄される

『悪い娘(こ)の悪戯』マリオ・バルガス=リョサ 八重樫克彦・八重樫由貴子/訳 ★★ 作品社 2021.7.21読了 ペルー人のリカルドは、一生をかけて1人の女性を愛した。たとえ彼女が魔性の女だとしても。こんなに翻弄されなくても!言いなりにならなくても!また…