書に耽る猿たち

読んだ本の感想、本の紹介、本にまつわる話

外国(サ行の作家)-エリザベス・ストラウト

『私の名前はルーシー・バートン』エリザベス・ストラウト|言葉にしなくてもわかりあえること、ただ感じるだけで充分なこと

『私の名前はルーシー・バートン』エリザベス・ストラウト 小川高義/訳 早川書房[ハヤカワepi文庫] 2022.7.24読了 2年半くらい前に、1週間弱の入院をしたことがある。手術も入院も初めてのことだったから、不安と心配との連続だったけれど、終わってみれ…

『オリーヴ・キタリッジの生活』エリザベス・ストラウト/誰の日常にもドラマがある

『オリーヴ・キタリッジの生活』エリザベス・ストラウト 小川高義/訳 ★ ハヤカワepi文庫 2021.1.6読了 毎日こうして本を読んでいると、自分の好みの本は数頁読んでわかるものだ。私が大事にしている「読み心地の良さ」があり、読んでいる時間そのものが宝物…