書に耽る猿たち

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国内(た行の作家)-遠田潤子

『銀花の蔵』遠田潤子|醬油蔵を継ぐこと、家族をたぐりよせること

『銀花の蔵』遠田潤子 新潮社[新潮文庫] 2022.12.4読了 海外小説が大好きなのに、時々疲れてしまうことがある。おそらく翻訳された文章に気疲れするのだろう。現代は優れた邦訳がとても多く、そのおかげで私たちは素晴らしい世界文学に触れることができる…