書に耽る猿たち

読んだ本の感想、本の紹介、本にまつわる話

外国(ハ行の作家)-フィツジェラルド

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『最後の大君』スコット・フィッツジェラルド|苦痛からもたらされるより深い満足感を噛み締める|未完とはいえ素晴らしい

『最後の大君』スコット・フィッツジェラルド 村上春樹/訳 中央公論新社 2024.05.23読了 実は未完の小説が苦手で(たいていの人がそうだろう)、それは物語の結末がわからないことに対する苛立ちなのか、どうにも消化できない心残りなのか。読み終えたあと…

『夜はやさし』フィツジェラルド|大人のための小説

『夜はやさし』上下 フィツジェラルド 谷口陸男/訳 角川文庫 2021.8.9読了 フィツジェラルドさんの代表作は、言わずもがなで『グレート・ギャツビー』である。昔読んだ時にはあまりピンとこなかったのだが、最近再読したらとてもおもしろく読めた。次に有名…

『グレート・ギャツビー』フィツジェラルド|夢と栄光と、孤独

『グレート・ギャツビー』フィツジェラルド 野崎孝/訳 ★ 新潮文庫 2021.6.13読了 アメリカの小説を読みたくなる時がある。ポール・オースターさんの作品にしようか迷ったが、この本を手に取る。かなり前に村上春樹さん訳の本を読んだけどいまいちピンとこず…