書に耽る猿たち

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国内(ま行の作家)-松浦理英子

『葬儀の日』松浦理英子|独創的な感性と世界観

『葬儀の日』松浦理英子 河出文庫 2021.7.26読了 かなり前に新聞だかの書評を読んで気になり、手帳の「読みたい本リスト」に書いていた。先週手に入れて、ようやく今自分のなかで読み時になった。松浦理英子さんの本は初めて。講談社主催の「群像新人文学賞…