書に耽る猿たち

読んだ本の感想、本の紹介、本にまつわる話

国内(や行の作家)-山口瞳

『血族』 山口瞳 / 作者の性別にも本のレーベルにも良い意味で裏切られた

『血族』 山口瞳 P+D BOOKS 2019.4.13読了 次に読む本を選ぶ時に、何となく、男性作家のものが読みたいとか女性作家がいい、ミステリーにしよう、軽いタッチがいい、時代物にどっぷり漬かりたい、エッセイが読みたい、など誰しも考えると思う。これを手に…