書に耽る猿たち

読んだ本の感想、本の紹介、本にまつわる話

外国(タ行の作家)-ドストエフスキー

『カラマーゾフの兄弟』ドストエフスキー|再読してこの作品のおもしろさに興奮の嵐

『カラマーゾフの兄弟』1234 フョードル・ドストエフスキー 江川卓/訳 ★★ 中央公論新社[中公文庫] 2025.11.20読了 文学界に燦然と鎮座するこの名作は、学生のときに新潮文庫で原卓也さん訳を読み途中で挫折した記憶がある。その後10年以上経ってから…

「永遠の夫」 ドストエフスキー *名前で売れること

「永遠の夫」 ドストエフスキー 千種 堅/訳 新潮文庫 2019.1.12読了 生涯ただただ"夫"であるにすぎない"永遠の夫"の物語。裏表紙にある内容紹介。一体どんな話なんだろうと読んだけど、正直何も感想がない。ただただ字を追っていっただけのようだ。解説には…