書に耽る猿たち

読んだ本の感想、本の紹介、本にまつわる話

外国(マ行の作家)-アルベルト・モラヴィア

『同調者』アルベルト・モラヴィア|正常さを追い求めたその先には

『同調者』アルベルト・モラヴィア 関口英子/訳 ★★ 光文社[光文社古典新訳文庫] 2023.5.22読了 世の中には、生き物を虐めたり、人を痛めつけ殺すことに快感を持つ人が少なからず存在する。犯罪者の告白や犯罪学の本などを読むと、そういった性癖が実際に…

『倦怠』アルベルト・モラヴィア/欲望の成れの果て

『倦怠』アルベルト・モラヴィア 河盛好蔵・脇功/訳 河出文庫 2020.5.9読了 初めて読むイタリアの作家だ。先日マンゾーニ氏の『いいなづけ』を読んだ時に、イタリア人作家の本はあまり読んだことがないと気付いたので、早速読もうと。確か小池真理子さんが…