書に耽る猿たち

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国内(や行の作家)-吉川トリコ

『余命一年、男をかう』吉川トリコ|お金はなんのためにあるのか、自分はなんのために生きるのか

『余命一年、男をかう』吉川トリコ 講談社[講談社文庫] 2024.06.08読了 衝撃的なタイトルである。「男をかう」って「買う」ということなのかと最初思ったけれど、もしかしたら「飼う」のかもしれないな。トリッキーな感じでいつもなら読まないタイプの小説…