書に耽る猿たち

読んだ本の感想、本の紹介、本にまつわる話

国内(あ行の作家)-奥田英朗

『罪の轍』奥田英朗 / 現代だからこそ読むべき昭和のミステリ

『罪の轍』奥田英朗 ★ 新潮社 2019.9.19読了 頁をめくる手が止まらない、だけどじっくり読みたい、そんな読み応えのある小説だった。奥田さんの作品は、『最悪』、『邪魔』、『オリンピックの身代金』は良かったのだが、それ以降は筆力が落ちてしまったのか…