書に耽る猿たち

読んだ本の感想、本の紹介、本にまつわる話

国内(か行の作家)-海堂尊

『フィデル誕生 ポーラースター3』海堂尊/カストロ父子とピノ・サントスの物語

『フィデル誕生 ポーラースター3』海堂尊 文春文庫 2020.2.1読了 ここ1~2週間は頭の中が南米モードである。ポーラースターシリーズ第3巻。ゲバラの話が続くのかと思ったら、突然フィデルの話になった。フィデル・カストロの父アンヘル・カストロの生い立ち…

『ゲバラ漂流 ポーラースター2』海堂尊/ラテンアメリカの近代史を学ぶかのように

『ゲバラ漂流 ポーラースター2』海堂尊 文春文庫 2020.1.30読了 前回読んだポーラースターシリーズの第2巻である。医師免許を取得したゲバラが、再び旅に出る。今度は1人で。しかし途中から太っちょロホ弁護士と再会し、なんの因果か一緒に行動をすることに…

『ゲバラ覚醒 ポーラースター1』海堂尊/自由奔放なゲバラとピョートルの冒険

『ゲバラ覚醒 ポーラースター1』海堂尊 文春文庫 2020.1.25読了 キューバ革命の英雄、チェ・ゲバラ氏といえば、どんな人物かそして何をしたのかを具体的に知らなくても、星のマークとその精悍な顔つきから壁画やマークになっており誰もが目にしたことがある…